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中内功追悼】 2005.9.19日、戦後の流通王と云われたダイエーの創業者・中内功・氏が逝去した(享年83歳)。 れんだいこは、政治の田中角栄、経済界の中内功に同じような匂いを嗅ぎ取る。 もう一人徳田球一を挙げても良い。三人とも、戦後日本の再建に精出し、類稀な実力を見せ、 その間愛嬌振りまき国民的人気を博し、世界に乗り出して渡り合える人士でありながら晩年不遇となり潰えた。 徳球は1950年のレッド・パージで中国への逃亡を余儀なくされ、まもなくその地で客死した。 角栄は、1974年の金脈追求、1976年のロッキード事件で虎バサミに挟まれ、政治活動を封殺された。 中内功は、1990年代のバブル経済の崩壊と共に、それまでの積極経営が裏目に出始め、経営責任を問われ最後には身包み剥がれた。 自称知識人たちが揃ってこの三人を極悪非道人の如く云う。 れんだいこが、徳球を持ち上げれば何を馬鹿なと云い、角栄を持ち上げれば不快を見せ、中内功を持ち上げれば不満する。 では聞くが、この3人のどこが間違っているのだ。これほど世のため人のために奮闘努力したというのに。 己の見解を述べよとれんだいこが迫れば、どうせありきたりの批判しかできゃしない。 要するに誘導されているだけのことでしかない。 本当はれんだいこの評の方が真っ当なのではなかろうか。下手に勉強するから本末転倒してそれも分からず、 単に小難しく言っているだけのことではなかろうか。安上がりの生議論ほど聞いて退屈なことは無い。 れんだいこが、なぜこの3人を高く評価するのか。 それは、この三人が戦後の憲法秩序を踏まえつつ、戦後国是の内治主義の指針に従って精力的に働き、 名指導ぶりを見せ、飛びぬけて能力を花開かせたからである。その果実は国民が味わった。 それを評価せず、逆に悪批判して溜飲下げるとは。漬ける薬が無いとはこのことを云うのだろう。 問題は次のところに有る。れんだいこが好評するこの三人に対する悪批判という点で、 政府与党の親シオニズム系タカ派も、同様マスコミも、社共も、特に日共系の徳球批判、角栄批判はヒドイ。 この点で、彼らはあたかも共同戦線張っている感がある。 連中は、もっと大きな仕掛けに誘導されているのではないかという視点を持たない。 中にはエージェントとして確信犯的に意図的に割り切っている者も居るだろうが。 彼らは、日本を悪い方向へミスリードしている。戦後国是の内治主義を閉塞させ、公共事業を停止させ、 必要な事業まで切り捨てさせ、その一方で軍事防衛予算にはたっぷり金をつぎ込ませ、自衛隊を地球の裏まで派遣させ、 戦闘に参加させようとしており、更なる人民大衆課税に勤しみ、ブッシュ派の要請するまま巨額の金を吸い取られ続け、 それを構造改革だと称している。 嫌な時代になりつつある。中内功よ、れんだいこにはあなたの悲劇が分かる。 あなたの景気変動観では日本経済はいつかは持ち直し、積極経営が正解という結果になるという見立てがあったのだろう。 本来ならそうなる筈だ。しかし、それは、吉田ー池田ー(佐藤)ー角栄ー大平ー善幸らの戦後ハト派が政局運営していたらの話だ。 何とか処方箋を見出し、景気回復させていただろう。 しかしだ、タカ派の連中の経済政策を見よ。日本経済には中小零細が多過ぎ、これを淘汰するのが経済政策という観点から 施策し続けている。「景気回復」政策も、今や世界を牛耳る国際金融資本のシナリオに委ねての対策だからロクなもんができやしない。 英国でのサッチャーブームの後に残ったのが、外資の累々とした英国企業乗っ取りであったように、 使えそうな日本企業が安たたき売りされている。 れんだいこには、意図的に政策不況が作られているような気がしてならない。 ダイエーもその企業の一つとして狙われた。このヘビに睨まれたらもう為すすべは無かろう。 外堀を埋められ内堀が埋められ、城門が開かれ、解体と模様替えに勤しんでいるのが昨今だ。 西武もやられ、堤も二の舞にされつつある。妙なもんで、岡田のジャスコは隆々している。 ヨーカドーはどうなるか知らん、勢いが落ち始めたようだ。 米の自給率ではあれほどキャンキャン騒いだのに、大衆の消費生活と直結している流通店舗が怪しげになりつつあるというのに 危険が叫ばれない。小ネズミ政府はそれを促進せしめている。 この国は死んだのかも知れない。それがはっきりするのはもう少し先だろうが。 中内の死は、戦後内治主義の時代が完全に終わったという、最後の象徴的シグナルかも知れない。 とりあえずご苦労さんお疲れ様よくやった、と声かけてやりたい。 2005.9.20日 れんだいこ拝投稿は、れんだいこ さん
遂に来た。戦後小売業を牽引してきたダイエーが外資の手に落ちようとしている。それは偶然かシナリオ通りか。
れんだいこは、米の自給率問題よりももっと深刻な「生活密着型消費市場」における外資参入であり、
「もう一つの主権陥落」と見る。それはとても危険な道である。
あぁだがしかし、アーミテージの影響力の強い政府閣僚、官僚などの売国エージェント派により
強権的に押し進められようとしている。この愚挙がいともたやすく実現するのだろうか。
れんだいこは思う。産業はその効能により軍需産業と平和産業に二大分類化できるのではないのか。
戦後日本の歩みは、軍需産業を極力抑制し、その代わりに公共事業に取り組み、その福利をもって平和産業を隆盛化させてきた。
我が国の小売業における流通革新、特にスーパーマーケットのそれは戦後型平和産業の象徴的粋、花形であった。
ダイエーの総帥中内功はその機関車的指導で業界の旗手足りえてきた。
それはまさに戦後憲法の織り成した戦後民主主義秩序の賜物でもあった。この政策で何の咎めがないのに、
政府自民党タカ派族が頻りに政策転換を策動し続けてきた。1980年代初頭の中曽根政権の登場がその画期を為した。
その背景には軍事・防衛と原子力発電の二大利権があり、それを押し付ける米英ユ国際資本に呼応して族議員が蠢き跳梁跋扈し始めた。
中内功の積極経営は、時代のこの質的転換に即応できなかった。過去幾度も難局に遭遇したが、
景気循環的に襲ってくるインフレの波で救済された。しかし、バブル崩壊以降の無策、それは政策不況とでも云えるものであろうが、
その長期景気後退により長年の積極経営策が裏目に出、遂に中内は譴責辞任を余儀なくされた。
そのダイエーに垂涎しているのが外資であることははっきりしている。
その外資の意向に沿って官邸が動いていることもはっきりしている。
以上のスケッチから云えることは次のことである。如何せん。平和産業企業は、政治の反動化に対して闘う術を持っていない。
政策反映圧力団体として自己を形成する能力をも持ち合わせていない。徒に時局に合わし、
我だけが生き延びることだけにキュウキュウしており、結果翻弄されている。
それは、政治の重要性に背を向けてきた自家撞着の姿でもあろう。
本来であれば、主権国家としての政治の見せ所であるが、角栄時代ならいざ知らず
今や我が日本の官邸は諸外国のそれと同様に米英ユ国際資本に乗っ取られており、故に逆のことばかりしている。
外資導入花盛りで、民族企業が外資の手に落ちるたびに官邸はそれを構造改革が進んでいる証拠として欣喜雀躍している。
この痴態、不幸、不毛、貧困にどう立ち向かうのか。我々には、僅かばかりの効能しか持たない選挙権行使しか道が無いのか。
時の氏神信仰しか残されていないのか。
絶望はれんだいこの性に合わない。ここでもそうだ。「敵を知り己を知り」権謀術数戦に勝利せねばならない。
民族的利益の擁護と国際主義のすり合わせに叡智を発揮せねばならない。
売国奴どもの策動、連中のシナリオ策動に鉄槌を下さねばならない。何を為すべきか、為しえることは何か、
これを編み出さねばならない。当面れんだいこの為しえることは、この暴挙を推進した連中をさらけ出し、
本サイトに刻んでおくことか。
ともかくダイエー頑張れ。今、ダイエーには自力更生の道のみが残されている。
投稿は、れんだいこ さん