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邪馬台国は吉備国だった!

日差山の風見岩から岡山平野を見る

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日差山の歴史と方位と場所


041009
日差寺

日差山の山頂にある日差山 日差寺

日差山、日指山、ひさしやま 太陽信仰の名残の名前であり、日差山日差寺(ひさしざんひさしじ)という天台宗の寺がある
毎年の初寅の日には大勢の参拝客でにぎわう、流行り廃りがあるようで江戸時代から流行ったり廃れたりしている
昔は自動車道がなかったので、歩いて山登り、かなりの距離がふもとからあり一日仕事だろう、遠く徳島県からも来る
一応、開基は報恩大師、空海と同じころに活躍した修験者で空海とも面識があったようだ

もとは賀陽氏の出身で吉野などで修行の後、備前、備中、備後などで48カ寺を開いた 金山寺なども報恩大師の創建である
その他、牛窓方面にも開いた寺は多い 現在は巨大なイワクラに毘沙門天が掘り込まれているのを拝んでいる
山頂部には八大竜王などが別に祭られており、下のほうには大黒天などが祭られていることからして巡拝道があったのだろう

毘沙門天

巨石に掘り込まれた毘沙門天

山頂部から東を見ると眼下に楯築遺跡、その向こうに足守川、その向こうに吉備の中山が見える
南を見ると遠く、金甲山や山並みが見える、朝日は東南の方向から上がってくる
北を見ると、造山古墳や最上稲荷が見え山並みが連なっている、夕日はちょうど出雲の方角に沈む、その方向に弥高山、穴門山神社などがある

西の方向には山が連なっておりハイキングコースとなっていて山手村などに出る、一番西の清音村との境に福山城跡がある
北、東、南が日差山の頂上部からよく見え要衝の地であることがわかる

豊臣秀吉の備中高松城の水攻めのあと、豊臣秀吉は中国大返しで現在の180号線を撤退したのは、毛利軍の小早川隆景は
日差山の頂上からよく見えたことだろうと思う、その時に残兵を残した末裔が現在は日差集落に住んでいるという
山としてはかなり大きな山で邪馬台国の卑弥呼が召使1000人にかしずかれていたとしても抱えるだけの広さがある

平安時代は修験道の聖地として、宿坊が80くらい山中に作られていたと聞いている、その遺跡みたいな跡が山中に見られる
山の頂上部は平坦なところも多く、また山の周囲から登ってくる山道も各方面からあり、いろんな道から登ることが出来る
日差寺の奥に墓所があり山中にあった墓石を集めているが、その作りは備中町などにある稗田の墓などと同じ石灰岩で出来ている
日差寺と備中町、元吉備の穴門山神社のある川上町などとの歴史的なつながりを感じさせる
位置的には吉備の中央の吉備の中山に近く、吉備の中心地といってよかろう

吉備の中山は東に吉備津彦神社、北に吉備津神社があり、吉備津彦神社は備前の一宮、吉備津神社は備中の一宮
こういう例は珍しい、というより全国でも例を見ない、つまり一つの山に二つの一宮がある 普通はその地域の中心地、
備前であれば長船町あたりか?備中であれば鴨方町あたりか?ところがここだけ二つの一宮が同じ場所にあるという特異な例である

古代史家の若狭哲六氏の説によると方位学的には吉備津彦神社のほうが太陽の道などの理にかなっているとのことである
吉備津神社はそうとう後世になって作られたもので神社というより軍事施設のような作りになっているとのことである
吉備の中山の東にある吉備津彦神社から山頂部に登る登山道があるがそこを登ると頂上部に3メートル四方くらいの巨石がある
また近くに八大竜王などを祭った祠がある

吉備津神社の頂上部は大吉備津彦の古墳となっているが、山中には数多くのイワクラがある、昼なお暗いような場所にある
吉備の中山は特異な山で普通の山は山脈で別の山に連なっているがこの吉備の中山はポツンと孤立している
津という地名がついているように古代は港であったように思うが、山中に桂化石(木が化石化したもの)などが見られ
ちょっと特殊な山のようにも思える

また広島県の備後地域の福山市や高松市の田村神社などにも祭神が同じ大吉備津彦が祭られており、昔は吉備の国であったと思われる
吉備の国の中心地としては日差山、吉備津彦神社、吉備津神社、国分寺、楯築神社、造山古墳、作山古墳の周辺と見ていいだろう

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