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倉敷チボリ公園を運営するチボリ・ジャパン社の取締役会が開かれ、倉敷チボリ公園が今年いっぱいで廃園となることが確定的になった
総額500億円にも上る税金の投入も廃園で無になり、岡山県民としてはやり切れぬ思いだろう こうなってみるとチボリ公園を拒否した岡山市、岡山市議会の判断が光る
当初は岡山市制100周年を記念して企画されたチボリ公園誘致だが、安宅啓祐・元市長の時代に岡山市議会が岡山市北長瀬の元国鉄操車場跡地のチボリ公園建設を拒否
岡山県は急遽、倉敷市のクラボウ工場跡地に場所を変更した
もともとが、岡山市制100周年記念事業のチボリ公園が倉敷市に建設するというのもおかしな話だが、岡山県議会のチェック能力は働かず、岡山県議会議長が
チボリ・ジャパン社の取締役に就任する始末、行政の暴走をチェックするのが仕事の議会が行政と二人三脚で暴走するというのだから、何を考えているのやら・・・・・
そもそもチボリ公園のコンセプトが岡山県人に受け入れられる要素があったのか?岡山県内における過去の公園、観光事業は大半が失敗している
大赤字を出して廃園という例が多い 実利優先志向の県民性から、公園で優雅に文化事業を楽しむという人は少ないのが現実だ チボリ公園入場者の大半が県外客だ
そういったチボリ公園が岡山県民に受け入れられるか?どうか?をチェックし、審議するというのが岡山県議会の役目だろうが、そういった審議が行われたということは
聞かない ノーチェック状態で岡山県執行部と岡山県議会が二人三脚で暴走したということがいえるだろう
クラボウ跡地にチボリ公園を建設するという岡山県の計画に対し、倉敷市議会もチェック能力を果たしえなかった 当時の渡辺行雄・倉敷市長に100億円の協力を
岡山県が求め、倉敷市もこれに応じ、倉敷市長もチボリ・ジャパン社の取締役に就任した
1997年7月にクラボウ跡地に倉敷チボリ公園がオープンし、翌年1998年4月までの9ヶ月の入場者数は298万6000人にも上った
ところが、これだけ盛況にも関わらず、経営的には赤字だったという 当時は岡山県副知事がチボリ・ジャパン社の社長だったが、どういう会計処理をしたのか?
不思議なことだ その後、入場者数は右肩下がりで減少、2000年度に入場者数が200万人を切ったことから、民間人(おもちゃ王国社長)の高谷茂男氏(現岡山市長)が
チボリ・ジャパン社の社長に就任した 高谷氏は主にコストカットという手法で赤字額を減らしたが、2005年9月に岡山市長選出馬のため辞任した
後任に岡山県が元三菱商事岡山支店長だった服部芳明氏を指名し社長に就任した 2005年の入場者数は100万人を切った
2006年5月には服部社長が女子社員と不祥事を起こしたことから辞任した その後、服部社長の後任に元中国銀行頭取の稲葉侃璽氏が社長に就任した
2006年6月に倉敷国際ホテル(クラボウが大株主)社長だった坂口正行氏がチボリ・ジャパン社の社長に就任し、10年目の契約更改に向けて、デンマークの
チボリ・インターナショナル社と契約更改交渉を始めた
岡山県が指定管理者制度をチボリ・インターナショナル社に説明したが、「そういう制度はヨーロッパには無い」とチボリ・インターナショナル社が提案を拒否、交渉決裂
交渉決裂の結果、チボリの名称使用の期限が2008年末までとなり、いずれにしても最終結論を早急に出す必要があった
岡山県は財政悪化の折から、「これ以上の税金投入は無理」と判断、倉敷市も「岡山県が主体的に解決すべき」という逃げの姿勢の中で、チボリ・ジャパン社副会長の
伊原木一衛氏やチボリ・ジャパン社長の坂口正行氏などが民間資金導入などあれこれ、企画したがいずれも岡山県、倉敷市の支援継続を前提にした企画で
岡山県、倉敷市が「もうこれ以上の税金投入はしない」という姿勢を変えないことから、ついに「チボリ公園は年内廃園」という決定となった
当初から、ゴタついたチボリ公園だが、最後までゴタゴタしたというのが岡山県人の偽らざる印象だろう
いずれにしても、甘い見通しの机上の空論のプランに多額の税金を投入してやったわけだが、結局のところ税金500億円を無駄遣いしただけに終わった
民間企業の倒産なら取締役は全員、裸にされるが、第三セクターのチボリ・ジャパン社の取締役はいったいどうなるのだろうか?第三セクターは法の及ばない
特殊な世界なのだろうか?資本金160億円も累積損失143億円と建物の撤去費用などですべて消えてしまうようだ 株主から文句が出ないのだろうか?
また5万円払って終身会員となっている「ハートフルクラブ会員」(1万3300人)も廃園でもお金は戻ってこないという規約になっているという
こちらからも文句は出ないのだろうか?岡山県が主体となって運営する世界の公園ということで、5万円を払って終身会員になったものだろうが、泣き寝入りになるのだろうか?
いずれにしても誠意ある説明、納得のいく説明、岡山県民に対する明確なる謝罪などが必要だろう
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