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ヤフー(ジェリー・ヤンCEO)が、グーグルから検索広告の提供を受ける業務提携で合意した ヤフーはグーグルからの手数料で年間860億円の増収を見込む
マイクロソフトは検索シェア20.4%のヤフーを買収して、グーグルに対抗する予定だったが強引なやり方がヤフー経営陣の反発を招き、グーグル陣営に追いやってしまった
この当たりはシリンコバレーのネット企業に反マイクロソフト気質が強いことを物語っているようだ 過去のライバルを叩き潰してきた歴史が災いした?
結果として、検索シェア61.6%のグーグルと検索シェア20.4%のヤフーの大連合で合計シェアが82%という大連合になり、検索シェア9.1%の
MSNでは太刀打ちできない規模になってしまった
マイクロソフトとしては価格面でヤフーの条件を飲めば買収が成功するチャンスもあったわけだが、強気の構えで要求を蹴ったのが最悪の事態を招いたようだ
●アメリカでの4月の検索シェア(コムスコア調べ)
1位、グーグル 61.6%(前月比△1.8%増) 月間利用者数1億4100万人
2位、ヤフー 20.4%(前月比▼0.9%減) 月間利用者数1億4000万人
3位、MSN(マイクロソフト) 9.1%(前月比▼0.3%減) 月間利用者数1億2100万人
4位、AOL 4.6%(前月比▼0.2%減) 月間利用者数1億1100万人
マイクロソフトによるヤフー買収のドタバタ劇の間にグーグルはシェアをジリジリと上げており、4月には61.6%に達した 反対にヤフーとMSNは
ジリジリとシェアを減らしており、交渉が長引けば長引くほどグーグルが優位に立つ状況だったが、ここに来てヤフーがマイクロソフトとの交渉を打ち切り
グーグルと業務提携したことはマイクロソフトにとって痛手だろう 業界4位のAOLにもグーグルは5%出資しており、もはやマイクロソフトが
検索市場で提携する企業はアメリカではなくなっている ヤフーとしてみれば同じネット企業であるグーグルのほうが、ソフト企業でマイクロソフト帝国といわれるくらい
管理が厳しいマイクロソフトより、肌合いが似ており交渉がしやすかったという面もあるのだろう
グーグルにしてみれば、巨大な数のヤフーのユーザーを自社サイドに取り込み、シェア80%以上のスケールメリットを生かして広告主に強気の交渉が出来るという計算だろう
マイクロソフトはグーグルの株式上場前にも買収交渉して、甘い計算からグーグルに逃げられ、グーグルが上場、その後グーグルが急成長、今や最大の強敵に
なってしまったという苦い経験を持っている 今回のヤフー買収でもヘタな交渉でヤフーを取り逃がし、逆にグーグル陣営のほうに追い込んでしまった
日本のヤフージャパンはソフトバンクが株式の41.09%を握り、33.42%のヤフーを上回っているので主導権を握っており、直接的影響は少ないだろう
ネット業界の最終覇権をめぐって世界的に激しい競争が続いているが、今回のヤフーとグーグルの業務提携によりグーグルが圧倒的に優位な立場に立ったようだ
反対に、巨大な資金力を持ちながらマイクロソフトは苦境に立たされたということがいえるだろう マイクロソフトに巻き返しの秘策はあるのだろうか?
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